犬の前立腺疾患−老犬のかかりやすい病気

犬の前立腺疾患
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犬の前立腺疾患とは?

「前立腺肥大」は高齢の未去勢のオスには高い割合で発症します。老化によるホルモンのアンバランスが原因の一つと言われてます。

前立腺が腫れると直腸を圧迫するので、便が出にくくなって量が少しずつになったり形状が変化します。また食欲不振が表れます。

進行すると、おシッコが出にくい・失禁などの排尿障害や後ろ半身のふらつきが起こります。

 

「前立腺腫瘍」は悪性(がん)の場合が多く、初期の症状では排尿障害や排便障害がみられます。進行すると腹部や腰に影響が出て痛みから足を引きずるなど歩行に問題が出てきます。

膀胱腫瘍からの転移によって前立腺腫瘍になることもあります。

 

 前立腺の疾患ではまず排尿や排便に影響が出ます。
進行すると、後ろ足がふらつく。お水をよく飲む。などの様子が見られます。

前立腺腫瘍は小さい頃はほとんど症状が見られません。初期に表れる症状は前立腺肥大の症状とよく似ています。
排尿や排便が困難になったり血が混じることもあります。

悪化すると

  • 嘔吐。
  • 水をよく飲む。
  • 後ろ足がふらつく。
  • 発熱
  • などの症状がでます。

 

前立腺腫瘍は気がついたときには転移など、進行していることも多いといわれます。
おしっこやウンチが少しずつしか出ないなど様子がおかしいと思ったら、早急に病院に相談しましょう。

 

 前立腺肥大は去勢手術を行っておくことで防げます。
治療では去勢手術のほかにホルモン剤の投与が行われます。

前立腺腫瘍には去勢手術は予防にはならないと云われます。また有効な治療はありません。
発見されたときは転移していることも多いので、定期的な健診を受けることが早期発見につながります。


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