シニア・老犬用のドッグフード選びの3つの間違い

シニア・老犬用のドッグフード選びの3つの間違い

シニア・老犬用のドッグフード選びの3つの間違い

これまでわが家にいた愛犬たちには、7才以上になると、ドッグフードはパッケージに「シニア犬用」「高齢犬用」の表示を選んで与えてきました。

シニア犬用への切り替えは必要なもので、それが安心だと思っていました。

それは大きな間違いでした!

老犬用,ドッグフード,選び方

ところが、シニア期に入った犬には、どんな栄養が必要なのか?を、改めて調べてみると、「シニア用」の表示をそのまま鵜呑みにして与えていたことが間違いだったことに気が付きました。


シニア犬用のフード選びの間違い

1.低タンパクでヘルシー志向
犬も歳を取ったらカロリーを減らすために、たんぱく質も少なくなっても良いと思っていた。

2.植物性たんぱく質で良い
たんぱく質は動物性でなくても、植物性のタンパク質でも良いと思っていた。

3.小麦、大豆などの穀物を増やしたフード
量が減るのはかわいそうだから、穀類で補うのは良いことだと思っていた。


これが、これまで私の考えていたシニア犬の食事の解釈です。


それが大きな間違い!(x x)

スポンサードリンク

犬に低カロリー・ヘルシーはタンパク質不足に!

老犬になったら、低カロリーでヘルシーな食事が良いだろうと思い込むのは、私たち人間が中高年になるのと同じように考えてしまっているからでしょう。

犬に同じ考えを当てはめると、確実にタンパク質不足に陥ります。そしてどうなるかというと、筋肉が落ちてきて、特に後ろ足には真っ先に影響が出てしまいます


シニア犬用のフードの内容成分を見ると、カロリーを減らすために、肉類などのタンパク質の量を減らして、大豆や小麦、とうもろこしなどの穀類の増やしたフードが多いのではないでしょうか?

元々、犬は繊維質の消化はうまくないのです。かさ増しに大豆や小麦、とうもろこしなどで補うほど、返って消化を悪くさせて、胃腸にも負担をかけてしまいます。


シニア犬になったら動物性たんぱく質が大切

シニア・老犬になったら、同じたんぱく質でも消化しやすい良質な動物性たんぱく質を選ぶことが大切です。

筋肉を維持していると、もっと歩けるので、寝たきりの予防になります。
元気に歩いていると、脳も元気に保てるということにつながります。

老犬には「肉」が必要!ということ。


あとがき

ドッグフードを選ぶときは、パッケージの「高齢犬用」につられずに、フードの成分をちゃんと確かめて、良いフードを決めようと思います。


そう言えば、先代のゴルくんが寝たきりになりそうなとき、馬肉の生肉をネットで取り寄せて与えたら、元気を取り戻したことを思い出しました。

馬肉の生肉は値段もするので、そんな衰弱したときの「特効薬」みたいに考えていましたが、普段からたんぱく質をちゃんと摂っていればよかったことなんだと、今になって思います。


正直にシニア犬用のフードを与えたために、タンパク質不足になっていたとしたら・・・。

歩けなくなる原因を作っているのは、飼い主の私だったかもしれないと思うと、悲しくなります。これまでのワンコ達には、申し訳ないことをしたと思います。

わが家のゴルくんには、同じ間違いはしないよう、いいドッグフードを探したいと思います。



 
トップページ 老犬のかかりやすい病気 老犬の介護 人気の介護用品