老犬には足が滑らない工夫を
老犬になると足の筋力も落ちてきますので、一旦滑ってしまうとペタンと足が開いたままの状態で動けなくなることがあります。
関節や筋を痛めてしまい、繰り返すとその後も自力で立てなくなる可能性がありますので体重の重い子や大型犬は充分注意が必要です。
室内飼いの場合、フローリング床やPタイルの床などは滑りやすいので、高齢犬には要注意です。
・タイルカーペット(50cm×50cmのもの)を敷き詰めたり、コルク床などがおすすめです。
肉球もアスファルトやコンクリートの多い散歩道ではかなり傷んでいます。
歳をとるとさらにカサカサしてくるので、それも足の滑る原因になります。肉球用の湿潤剤(ジェルやクリーム)で手入れをしてあげるとしっとりとなります。
また、足裏の毛が伸びているのも足が滑る原因になります。
肉球にかぶらない程度にカットしてあげてください。
ペット用靴下ですべり止めのついたものもあります。履かせてくっつく包帯を巻いて留めます。
(ベビー靴下でも代用できます)
先に弱ってくる後ろ脚だけ履かせていましたが少しは助かると思います。
立てない原因の一つに、体重が足腰の負担になっていることが多分にあります。
太り気味の子はダイエットして体重を落とすのも足腰への負担が軽くなりますよ。
2〜3kg減らすだけでも歩く軽やかさが違ってきます。
30kgの犬なら2kg減らすことは人の体重にすると約4〜6kgの減量と同じです。
犬は自力でダイエットできませんから(笑)、おやつや間食を考えてみてください。
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