介護のストレス
老犬の介護も期間が長くなると、当然ながら介護する側にもストレスや介護疲れがでてきます。
大型犬の場合は、身体を持ち上げたり寝返りをうたせたりするのにも体力も使います。腰を悪くされたという話もよく聞きますし、疲れを少なくしてうまくストレスをかわしたいものです。
介護する側が体調を崩しては元も子もありません。
これまで介護を経験された方が多く口にすることがら
- ひとりで抱え込まない 家族で少しずつ分担する
- 誰かに話す・頼ってみる・助けてもらう
- 介護に完璧はない 手抜きも必要
- 出来ないことを責めない
ひとりで抱え込まない
経験者のどなたもが、先ず口にされるのは“ひとりで何もかも抱え込まない”ということ。
ご家族に協力をしてもらうのはもちろん、困ったことがあるときは誰かに話したり頼ってみてください。
そうすることでいいヒントをもらえたり、気持ちも楽になるかも知れません。
例えば インターネットの交流サイトを利用してみるのもひとつの手だと思います。
見ず知らずの人でも、同じような境遇の方や経験のある人たちというのは 良き理解者として智恵を貸してくれることと思います。
このサイトをご覧いただいている方ならインターネットの利用も出来るわけですから、日々の介護のことをブログを書いてみたり、同じく犬の介護に頑張っている飼い主さんのブログに訪問するのもいいですね。
交流サイトやヤフー知恵袋といったサイトで、現状や悩みなどの書き込みをしてみるのはいかがでしょう?書いたりメッセージを交換することで、ストレスも少しは解消できるのではないかと思います。
出かけることが難しくなって家の中に閉じこもりっきりになりがちですが、家族にも協力してもらって、短い時間でも気分転換に外出してみることも取り入れてみましょう。
お別れの日まで・・
介護の期間が長くなってくると いつまで続くか分からない介護の日々に途方に暮れたり、
放り出したい気持ちになるようなこともあるかと思います。
しかし私たちは彼(彼女)のおかげでどれほど心を癒されたことでしょう。
家族の和の中心にいて皆んなを和ませてくれたこと、
元気に駆け回っていた姿、
可愛いしぐさが思い浮かびます。
そして今は自ら動くこともできなくなり、
すべてをあなたに委ねているのです。
今度はこちらからお返しをする時なのではないでしょうか?
必ずお別れの日は来てしまいます。
それもあっけなく・・・。
その時まで一緒に居られる時間を大切に過ごしてください。
あなたの「ありがとう」の気持ちはちゃんとわんこに伝わっているはずです。