犬を清潔に保つお手入れ3つのポイント!
愛犬を清潔に保つには、それ相応のお手入れが必要になってきます。
ポイントとなるのは
- シャンプー
- ブラッシング
- 口・耳・足裏のケア
老犬になると体調や病気のことなど、何かと不安も出てくる頃。
清潔を保つためにお手入れを続けることで、病気の予防や早期発見につながります。
愛犬の健康維持のために欠かせないお世話です。
また、飼い主さんの悩みに多い、「臭い」の解消にもなります。
シャンプー
全身の清潔を保つのに欠かせないシャンプーです。
体や毛の溜まった皮脂や汚れを洗い流して清潔にすると同時に、血行を良くし、ダニ・ノミの防止、皮膚病の予防になります。
洗ったあとの毛はふんわりと空気を多く含むので、身体を暑さ寒さからまもる働きもアップします。
ただし、シャンプーのやり過ぎは、返って肌を傷め過敏にします。
シャンプーの頻度は犬種や年齡にもよりますが、月に1回か、3週間に1回程度に留めます。
心臓病のある場合は軽く負担にならないような配慮が必要です。
ブラッシング
ブラッシングは毛の絡みを取り、汚れ落としの効果もあるので、週に2〜3度行うといいですね。通気性が良くなって毛に空気の層ができるので、夏は涼しく冬は保温効果があります。
特に長毛犬は毛玉を防止のためにもおすすめします。
口・耳・足裏のケア
口・耳・足裏は臭いの原因にもなるパーツです。
定期的なお手入れが必要です。
元々体臭としての匂いと、炎症が起きているときの臭いは、嗅ぐと分かります。
クサイのは何らかの炎症が起きている証拠です。
赤くなる・腫れる・掻く・舐めるなども、すぐに病院で診てもらってください。
耳
耳の洗浄剤で洗います。1〜2週に1回程度でOK。
ただ、湿気の多い梅雨の時期などは、マメに観察して回数を増やします。
よく汚れる・外耳炎になるときは、意外と食べ物(おやつなど)が影響していることもあります。
口
歯磨きは飼い主さんの毎日の習慣にします。
赤くなっているのは歯肉炎や歯槽膿漏の印。必ず治療しましょう。歯周病菌は心不全を引き起こす原因にもなります。
足裏
水に濡れたらそのままにせず、ドライヤー(熱風はダメ)でしっかり乾かします。
肉球の間は濡れたままでいたり、いつも舐めて湿っていると、菌やカビが繁殖して赤く腫れます。散歩の後など、薬用シャンプーで毎日洗っていると良くなっていきます。
アレルギーが原因で、痒くて舐める場合もあります。
老犬のお手入れやケアをしながら体のようすもチェックしてくださいね。
何か気になる異常(しこり、腫れ、脱毛、キズ)があれば、すぐに病院に相談しましょう。