床ずれが出来なかった理由−大型犬の介護/介護経験から

床ずれが出来なかった理由−大型犬の介護/介護経験から

最後まで床ずれが出来なかったのは・・・

老犬が自力で動けなくなり、寝ている時間が長くなるとやっかいなのが床ずれです。
結果的にろっくには床ずれは最後までできませんでした。

 

かなり前のテレビで骨盤の骨の出っ張ったところが床ずれになり、ぽっかり穴の開いたようになっているワンコを見ました。

 

それまで床ずれがどんなものか詳しく知らなかったので、見たときは痛々しくてショックでした。なんとしてもうちの子には床ずれなんかにさせないぞ!と、それは介護の日が来る以前から私は考えていました。

 

 

床ずれが出来なかった理由

ろっくに床ずれが出来なかった理由のひとつは「介護用マット」ではないかと思います。
立てないけれど自力で寝返りをうてる頃、床ずれ予防のマットを購入して使用していました。

 

もうひとつ、体位変換(寝返り)にはとても気を付けていました。
昼間は身体を起こして左右交互にもたれかかるようにしてあげたり、真夜中も必ず1度は寝返りをさせていました。
また、ろっくの寝たきりだった期間が短かったのが幸いしたのかもしれません。

 

 

床ずれっていったいどれくらいでできるんだろう?と、調べてみると、体重(圧)や寝床の材質、痩せ具合(骨の出っぱり方)など、条件が一定ではないため、床ずれができる期間は一概には言えないようです。
場合によっては数時間でもできると書いてありました。 
・・・ということは、寝たきりの期間が短くても床ずれになる可能性は十分にあったということになります。

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床ずれ防止の介護用マット

仕方なく1日中外出していて、寝返りをさせてあげられない日もありました。
こういう時は、じっと動けないまま寝ている姿を思い浮かべるだけで、心臓が締め付けられるような気持になります。

 

気にはなっても生活している以上、どうしても3〜4時間放置せざるをえないこともあります。
それでも床ずれができなかったのは、やはり介護用マットのおかげもあったと思っています。

 

 

最初は、床ずれ防止には寝床が柔らかければ良いと考えて、タオルケットを何枚か重ねて敷いていました。が、ろっくの寝たきりになった頃はちょうど夏の暑い時期だったので、どうしても寝ている身体の下は熱がこもります。

 

もっと通気性が良い材質で、床ずれ防止専用のものがないだろうか・・と、それからインターネットで情報を探し回りました。

 

 

 

私が購入することに決めたのは、アイアンバロンというネットショップの「あいばろオリジナル ハニカムマット」という介護用のマットでした。ショップの犬たちにも実際に使用しているのを見て安心感がありました。

 

 

あいばろオリジナル ハニカムマットの感想

あいばろの介護用マットは上から押さえてみると、ふわふわではなくサクサクとした感触がします。
内部は弾力のある繊維がからんでいるような構造(ハニカム構造)で、通気性はよさそうでした。

 

 

実際、オシッコに失敗して部分的に洗ったことが2度ほどあります。
上から水をかけると水はけがとても良いので水がそのまま通過します。洗うのも簡単でしたし、乾くのも早かったです。

 

購入したタイプのは取っ手があるので、寝かせたまま移動するのに便利でした。病院に行くときもこのマットに寝かせたまま車に乗せ、診察台までそのまま運べました。

 

 

  
  
   ※新品ではありません。使用後保存していたものです。

   

 

 

売られている介護用マットはそれなりにお値段はしますが、床ずれができてしまってからの大変さ

  • 愛犬に痛い思いをさせてしまうこと。
  • 飼い主さんにかかる治療やケアの負担。
  • 治療にかかる費用。 などと差し引いても余りあるものだと思っています。

 

愛犬の床ずれを経験した方のブログを読んで、床ずれの痛々しさと壮絶な治療やケアの様子を知ってから、特にそう思うようになりました。

 

他に使ってみたマットはありませんので比較はできませんが、おかげで床ずれができなかったので効果ありと思っています。

 


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