シニア犬に効く後ろ足を衰えさせないトレーニング

シニア犬に効く後ろ足を衰えさせないトレーニング

シニア犬に効く後ろ足を衰えさせないトレーニング

犬の「しっぽをつまんで離す」がトレーニングになるって、知っていますか?

え?と思いますね。
私も知らなかったのですが、しっぽを触ってあげるだけでも、犬の意識がいくので筋肉や神経のいい刺激になるんですね。

犬の後ろ足の衰えには、こんな風な簡単な方法でもトレーニングができます。
難しく考えないで、今日から始めてみませんか?
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犬の後ろ足のトレーニング

  • しっぽの先端をつまんで離す。
     犬がゆったり横になっているときにやります。

  • しっぽの根元をやさしく揉むようにしてつまむ。
     神経が集まっているので強くやらない。

  • 足の指をつまんでやさしくマッサージ。
     犬の足も人と同じように身体のツボがあります。

  • 立ったままで「お手」をする。
     お手のままで10秒待つ。上げた前足の斜め後ろ足が鍛えられる。

  • ペットボトルなど障害物を横に並べ、またがせる。
     ピョンと飛ばない。後ろ足をしっかり上げて越える練習。

  • 両側に壁を作り、通り抜ける前に今度はバックさせる。
     大型犬ならイスやソファー・テーブルなどを利用するとよい。

  • シット(おすわり)→スタンド(立て)を繰り返す。
     後ろ足のスクワットになります。

  ご褒美も忘れずに・・・^^。

老犬とのコミュニケーションも大切

身体は全身つながっています。後ろ足が弱ると前足や肩の筋肉が疲れたり首の筋が凝ったりします。撫でるだけでもずいぶん違いますから、毎日触ってあげてください。

犬も7歳にもなると、ハイパーだった若いころの面影もないくらいおとなしくなります。

ゆったり寝てばかりが多くなるのは、飼い主にとっては何かと好都合なことでもあるのですが、そのまま歳を重ねていくと、運動量も減って筋力は落ちて行く一方です。


例えば、元気な若い犬でもヘルニアなどで安静のため1週間動かないでいると、足腰の筋肉は落ちて動けなくなってしまうそうで、今は2・3日の安静に留めるようになっているくらいです。

それもそのはず、
犬の月日の経過は人間の5倍〜7倍の速さと言われます。犬の1週間は人でいうと35日〜50日にも相当します。

こんな長い月日をじっとしていたら、元気な若者でもすぐに立って歩けなくなってしまうでしょう。


歳を取れば取るほど筋肉はつきにくくなります。
筋肉が落ちてしまい、立てなくなってからどうしたら良いだろう。と対策を探すより、早い時期からトレーニングやストレッチを始めるほど筋力を維持できます。


簡単な方法でも、愛犬の後ろ足のストレッチやトレーニングになります。
そばに行って、撫でてあげることからスタートです。
良いコミュニケーションにもなりますね。

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