高齢犬の毛艶がなくパサパサになる原因は・・・

高齢犬の毛艶がなくパサパサになる原因は・・・

高齢犬の毛艶がなくパサパサになる原因は・・・

愛犬が高齢になってくると、そう言えば「この頃、毛並が揃ってなくて毛の艶がないな・・・」と、感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

毎日見ていると気付きにくいもので、ある時ふと変化が目につくことがあります。

高齢犬,毛並,

わが家の先代のゴールデンレトリバーも、10才を過ぎた頃から毛がパサパサして、一番目立つ胸の毛のボリュームがグンと減ったな〜と思ったときがありました。

毛もあまり伸びなくて毛の量もずいぶん減って、長毛犬特有のきれいな毛の流れは、だんだん無くなっていました。

 

短毛犬の場合でも、見た目なんとなく毛がボサボサした感じを受けるのではないでしょうか。

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高齢犬,毛並, 老化による被毛の変化

人が歳を取ると、髪の毛の艶が無くなってパサついた感じになるのと同じように、犬も高齢になってくると、被毛に少しずつ変化が表れます。

  • 毛の色が全般に薄くなってきた
  • 顔や胸など白い毛が目立つ
  • 毛のツヤが無くなってきた
  • 毛の量が減ってきた
  • 毛がボサボサしてきた(毛並みがそろわない)
  • まつげやヒゲが白くなり少なくなってきた
こうした変化はシニア期(7歳位)に入ったあたりから、ゆっくりと進行していきます。
高齢犬,毛並,

毛艶や毛並というのは、身体のコンディションが表れるバロメーターとも言えます。


高齢犬に表れる毛艶や毛並の変化は、老化に伴うさまざまな機能の低下の現れでもあるので、ある程度は仕方のないことかもしれませんが、環境や食事からの影響も大きいと言えます。


例えば、外飼いの犬と室内犬では毛質は違ってきますし、シャンプーやブラッシングなど、日常のケアによっても変わってきます。

そして、いちばん目に見えて分かりやすいのが食事の内容です。

ドッグフードを変えただけで変化が表れることも珍しくありません。
良い被毛には良質のタンパク質などの栄養分が必要で、食べているフードの内容が正直に表れます。


フードで、毛の艶や毛並みが目に見えて良くなるということは、身体全体にも良い影響を与えているということでもあります。
目ヤニのよく出る原因が、ドッグフードだった!ということもあります。

食事の栄養のバランスや日常の生活習慣が、身体に影響するのは人と同じですね。


高齢犬,毛並, おすすめはプレミアムフード

被毛にとっても大切なタンパク質ですが、高齢犬の筋肉の維持にも良質の動物性タンパク質が必要になります。
そんな中、おすすめしたいのはプレミアムフードです。


プレミアムフードとは...
原材料に良質な素材を使用していることや、合成の保存料や添加物を使用していないなど、犬の健康を第一に考え成分や品質にこだわって作られたフードです。

一番見分けやすいのは、原材料に書かれているタンパク源です。
例えば、プレミアムフードの場合は、はっきりと「チキン」とか「ターキー」などの食品名が書かれています。人が食べられるレベルのものを使っているところもあります。

「肉類」とか「肉副産物」などあいまいな表記のものは避けたほうがよいフードです。

そして、必ず含まれているのが、オメガ6・オメガ3の必須脂肪酸です。犬の体内で作りだせない脂肪酸なので、外から摂取しないといけない栄養素です。
オメガ6・オメガ3は毛並みや毛艶と同時に身体にも良い働きを持っています。


毛並みや毛艶を良くするには・・・
  • 良質の動物性たんぱく質
  • オメガ6・オメガ3の必須脂肪酸
これらの栄養が含まれた材料を用いたフード(食事)を与えることです。

もちろん、いくら内容が良くても愛犬に合う合わない、や、嗜好もあると思いますが、ドッグフードはきれいな毛並みや毛艶、そして健康づくりにも大きく影響してきます。

愛犬のためにも原材料を吟味する確かな目を持ってフードを選んであげたいですね。


高齢犬,毛並, 部分的に毛が薄くなってきた(ハゲてきた)などの場合は、病気のサインの可能性もあるので、その時は一度病院の診察を受けてください。
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