食事のこと−大型犬の介護経験から

食事のこと−大型犬の介護経験から

食事のこと−大型犬の介護経験から

わが家の先代ゴルくんの介護経験から食事のことを書いています。

 

寝たきりになってからでも、身体を起こしてあげて伏せの姿勢が保てるうちは 口元にフードや水の器を持っていくと自ら食べてくれました。
食べるときはやっぱり身体を起こしてた方が食べやすいし、呑み込みやすいのでしょう。
内臓も正しい位置になるので良いと、後で本で読みました。

 

胸の下に枕やクッションを充てがうと、肘で体重を支えなくていいので楽なようでした。ずっと横になったままでいるより 頭を持ち上げる姿勢をとることは血の流れを良くするそうです。

 

老犬介護,食事,経験食べていたフードは
この頃食べていたものは、缶詰やアルミトレーに入った柔らかい練状のフードです。
お医者さまに相談して病院で買っていた療法食で、ちょっとお値段は張りましたが匂いも良いのでよく食べてくれました。
食べる量が徐々に少なくなってきた頃は、何でもとにかく食べてくれるのが嬉しかったです。


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それでも飽きてくるのか、食欲がないのか、食べる量が減るときもありました。

ちょっとでも食べてくれるように、別のレトルトフードを混ぜてニオイを変えてみたり、好物のサツマイモや納豆なども柔らかく煮たりして混ぜたりもしました。

今のように情報がすぐに手に入る頃ではなかったし、とにかく食べてくれるものを・・と、毎日あれこれ探してばかりいた気がします。

 

犬はニオイで判断するので匂いの良いものを選んでいました。フードでも少しだけ温めてあげると、匂いがたって良いようです。

 

最近では老犬介護食として流動食のフードも売られているんですね。その頃もあったのかどうかわかりませんが、知っていれば利用したと思います。
とにかく、食べてくれれば有りがたかったですから。

 

 

あと、食事の量が減ってきたころから、フードとは別に犬用の栄養ドリンクも足すようにしていました。
フードと混ぜても使えます。器から飲むのが無理になってからはポリのドレッシング容器に移して少しずつ与えていました。

 

水にもちょっと工夫を・・・

  • 犬用のポカリスウェットを水でうすめる。
  • 水にオレンジジュースを少し足す。
  • 水に飲むヨーグルトを足す。
なども、目先や匂いが変わって飲んでくれやすいようです。

 

 

よく食べてくれたもの

  サツマイモ、とうふ、かぼちゃ、納豆、療養食プチ缶、犬用の栄養ドリンク 

 

わんわんカロリー
愛犬用バランス栄養ドリンク。
6種のミネラル・9種のビタミン・乳糖オリゴ糖配合。
高齢犬のエネルギー補給に。
10kgの体重に対して1本(100kcal)がめやす
フードに混ぜたり食事のあと与えていました。よろこんで飲んでいました。

 

 

食事の介助に役立つもの
  • スプーン・・・練状・柔らかめの固形食はスプーンでも大丈夫です。
  • スポイド・・・お水やスープなど少しずつ与えられます。
  • シリンジ・・・針のない注射器のようなもの。薬を与える時

           に使うものです。お水や犬用のドリンクも
            これで少しづつ与えます。
           

  • 注入器・・・気管に入らないよう工夫されています。

         状態をみて少量づつ押し出します。
         ワンラック注入器 10ml

  • ドレッシング容器・・・本体を押すと中身が適量出るような軟かいポリ容器で

        フタの先の細くなったもの。入れるものによって出る
        量は先端を切って調節します。 

 【関連記事】 老犬介護,食事,経験老犬介護での食事の与え方

 


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