ペッツベストは高額医療費に備える保険

ペッツベストは高額医療費に備える保険

ペッツベストは高額医療費に備える保険

ペッツベストのペット保険は、ペット保険を最初に発案したアメリカの獣医師によって作られた保険です。

 

ペッツベストは、もしもの時の「高額な医療費用」の備えであり、先進医療や、長引く病気の治療に対して、飼い主さんの経済的な負担を軽減することをコンセプトにしています。

 

「ペッツベストのペット保険」の特徴、おススメな点・デメリットなど、紹介しています。

 

 

保険プランの情報

  • 年間の「補償限度額」が決められているタイプの保険です。
  •  

  • 治療形態(通院・入院・手術)に対しての日数や金額の制限はありません。
      (1つの傷害・病気に対して保険金の限度額があります)
  • 保険金の補償割合は80%です。
  •  

  • 免責金額があります。
  •  

  • 17才未満まで、新規加入と更新ができます。
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3つのプラン

    ファーストプラン
    ベーシックプラン
    アクシデントプラン

「アクシデントプラン」は、ケガの治療に特化した傷害保険です。

 

 

 

免責金額とは・・
保険の対象となる医療費に対して、保険金の支払が減免される金額のこと。
つまり、加入者が負担する額です。

 

ペッツベストの保険の免責額は、ひとつの病気やケガに対して1回負担するもので、同一の病気やケガで何日間か通院した場合は、一度だけの負担で済みます。

 

 

 

 

《保険金と自己負担金の計算》
 

(治療費−免責額)×80%=保険金の額

上記の計算式で保険の2つのプランを比較してみます。

 

10万円の治療費がかかった場合

ファーストプラン

ベーシックプラン

免責額

7,500円

20,000円

(治療費−免責額)×80%=保険金

92,500円×80%=74,000円

80,000円×80%=64,000円

自己負担金

26,000円

36,000円

◎2つのプランの自己負担金の差は、10,000円になります。
 (免責額の差17,500の80%)治療費の額が増えてもこの差は同じです。

 

 

 

 

他社と比べておすすめな点

 

  • 保険料の上昇が他社に比べて「ゆるやか」
  •  

  • 獣医師が処方した「医療器具」にも対応
    白内障(眼内レンズ)後肢マヒ(車イス)椎間板ヘルニア(コルセット)心疾患(ペースメーカー)など
  •  

  • 1日の限度額や回数制限がないので、「限度額」以内ならじっくり治療できる。
    「限度額」とは:ファーストプラン100万円、ベーシックプラン50万円
  •  

  • 保険金の支払いが速い(営業日15日以内)

 

ペッツベストは日額制限や日数・回数の制限がないタイプなので、年間の補償限度額内であれば、高額な治療費になっても1日の限度額や回数を気にせず対応できるのが、最大のメリットです。

 

症状が長引いて、通院が何度も必要になったときにも助かります。

 

 

 

デメリットな点

 

契約の更新は、16才11ヶ月までとなっています。長生きの子には向きません。

 

誤飲や切り傷、刺し傷、肉球や爪の損傷、遺伝性疾患、については、補償限度額が別に決められています。上限が5,000円〜20,000円と、かなり低額になっています。

 

 

ペッツベストは、特に治療費が高額になったときの補償を目的として考えられた保険なので、割りと低額の治療費に対しては恩恵が感じられないのは当然かもしれません。
「ベーシックプラン」の免責金額2万円は、その典型と言えます。

 

 

 

注意点

 

7才以上で未避妊・未去勢の犬が新規加入の場合、
特定疾病に定めてられている疾病には保険金が支払われないので注意が必要です。

特定疾病
【女の子】
  • 子宮内膜炎
  • 子宮蓄膿症
  • 子宮筋腫
  • 卵巣嚢腫
  • 子宮水腫
  • 乳腺腫瘍
  • 【男の子】
  • 前立腺肥大
  • 会陰ヘルニア
  • 直腸憩室形成
  • 肛門周囲腺腫
  •  

     

     

    まとめ  

     

    プランはシンプルですが、補償範囲にいろいろな制約のある保険だと思いました。

     

    • 未去勢・未避妊(7才以上の加入では、未去勢・未避妊を起因とする病気は補償外)
    • ワクチンの未接種(予防接種やワクチンで防げる病気は補償外)
    • 遺伝性疾患(遺伝性の病気には保険金の限度額が設定されます)
    • 病歴がある (過去に*特定の病歴があると加入できません)

    *特定の病歴・・・
    ガン、腎不全、糖尿病、脳・神経系疾患(てんかん水頭症など・・・)、
    ホルモン性疾患(甲状腺機能低下症、クッシング症候群など・・)ほか
    ダックスやコーギーの椎間板ヘルニアなども含まれています。

     

    保険を請求してから支払を拒否されるより、こうして加入のとき明記してある方が、逆に明確で良いのかもしれませんが、補償範囲にはかなり神経質になります。

     

    補償範囲の広い保険では、アニコム保険が定評があります。

     

    ペッツベストは、「高額の治療費には手厚く補償する」というコンセプトなので、ちょっとしたケガくらいなら自前で払ってください。ということなんだろうと思います。
    ガンや大病で何度も検査や通院が必要なときには、心丈夫な保険だと思います。

     

     

    ペッツベスト誕生の経緯米国で、医療費が高いため経時的な理由から犬の安楽死が普通となっていたころ。
    その現状に落胆していたアメリカの獣医師ジャック・スティーブンスは、きちんと治療を受けるためには犬にも保険が必要だと感じ、獣医師仲間からの出資を受けて、米国で初めてペットの保険会社を設立しました。
    ペッツベストのペット保険は、その後に新たにスティーブンスによって創られたペッツベストインシュアランス社の商品です。

     

     

     ⇒ペット保険のペッツベスト
    医療費用の80%を保障!(免責金額を除く)

     

     

    ■会社概要
    ペッツベスト少額短期保険株式会社
    〒100-0003
    東京都千代田区一ツ橋 1-1-1 パレスサイドビル 1F
    カスタマーセンター: 0120-744-125 

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