ぺこ&りゅうちぇる「捨て犬ゼロ部」〜志村どうぶつ園

ぺこ&りゅうちぇる「捨て犬ゼロ部」〜志村どうぶつ園

ぺこ&りゅうちぇる「捨て犬ゼロ部」〜志村どうぶつ園

11月5日放送の天才!志村どうぶつ園。
ぺこ&りゅうちぇるの新しい企画がスタートしましたね。その名も「捨て犬ゼロ部」。

 

前回の企画では・・・
ぺこ&りゅうちぇるのふたりは保護犬の一時預かりを経験しました。
山に捨てられていたという保護犬サリーを預かり、人に心を開かないままだったサリーを2ヶ月お世話しました。

たった2ヶ月でしたが、ぺこ&りゅうちぇるの愛情をいっぱい貰って、サリーは見事!人にフレンドリーな家庭犬に成長していました。すぐにサリーは新しい飼い主さんに迎えられました。

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ぺこ&りゅうちぇる犬の保護活動を体験

 

今回「捨て犬ゼロ部」のスタートは、「ピースワンコ・ジャパン(広島)」を訪問しての活動体験でした。

この日は、ピースワンコ・ジャパンのトレーナーの安倍さんに着いて、動物愛護センター(保健所)に行き、保護されている犬を引き取ってくるという仕事のお手伝いです。

 

愛護センターでは人に慣れている子は飼い主を探す(里親探し)方に回されますが、人に慣れていない子は殺処分の対象になります。

例えば、今回引き取りに行ったこの子は野犬として生まれたため、人を知りません。人を知らない子は、新しい家族に馴染むのは困難なため、殺処分の対象になります。期限は1週間と決まっています。

そんな現実を知ったぺこちゃんは「同じ生命なのに・・・。」と涙を流します。

 

檻の中に居たのは子犬です。隅っこで怯えた目をしてこちらを見ていました。
その檻の中に入って、怖がらせないように注意しながら、引き取る移動用のゲージに移らせます。

 

外に運び出して車に載せようとしたところ、開放されたことが子犬にも分かったんでしょうね。今までの緊張が一気に解けたのか、大量のオシッコとウンチをしました。

どんなに怖い思いをしていたのかが分かります。
(りゅうちぇるはゲホッとなっていましたが・・)

 

ピースワンコ・ジャパンの施設につれて帰ったら、早速健康診断と予防接種です。
まだまだ警戒心のあるわんこは暴れます。

でも、これで一安心です。

ここにいる全部の犬たちには名前がついているんだそうで、担当の安倍さんはこのわんこにも名前を付けてくれるよう、ぺことりゅうちぇるに言いました。

そして、ふたりが相談して決まった名前は「パック」です。
また、この先も成長していくパックに会えるといいな・・と、思います。

天才!志村どうぶつ園では、生まれてすぐの可愛い犬や猫の赤ちゃんが、毎回紹介されていますね。
今回、それとは真逆のような愛護センター殺処分のことを番組で取り上げたことは、とても意味深いことと思います。
少しでも多くの人に、こうした現実を知ってもらうために、ゴールデンタイムの人気番組の効果に期待したいものです。

 

殺処分ゼロを目指して活動している「ピースワンコ・ジャパン」が紹介されたことは個人的にもうれしく思います。
これからも ぺこ&りゅうちぇるの「捨て犬ゼロ部」見守りたいと思います。

 

ピースワンコ・ジャパン

ピースワンコ・ジャパンは殺処分0を目指して活動している認定NPO法人ピースウインズ・ジャパンの事業です。
広島県では今年度の殺処分は現在0になっています。(昨年は792頭)

ピースワンコ・ジャパンは広島県神石高原町を拠点に、捨て犬や野犬を保護し、殺処分ではなく新しい家族を探したり、犬の特性に合わせて災害救助犬やセラピードッグへの育成を行なっています。

今年、殺処分ゼロを実現したのは、施設を増やし病気や家庭犬になれない犬たちも引取り、全部ここで過ごせるようにしたからです。

この殺処分ゼロの活動を、これから全国に広げる計画を進められているところです。募金やふるさと納税、などで、この頼もしい活動を個人でも応援することができます。
 ピースワンコ・ジャパン  殺処分0にご支援を


捨て犬ゼロ部,ぺこ&りゅうちぇる,災害救助犬 夢之丞
殺処分の日ガス室がいっぱいだったため、殺処分の寸前ピースワンコ・ジャパンに助けられた夢之丞(柴系MIX)の話はあまりにも印象的です。

夢之丞は、ここで災害救助犬の訓練を受け、今ではりっぱな災害救助犬として世界を飛び回っています。ネパールや台湾の地震、東北の震災のときも、広島の災害や熊本の災害時も出動しています。

人が抹殺しようとした命が、今度は人の命を救おうとしているのです。

災害現場で泥だらけになって頑張ってる、今の夢之丞の姿を見るといつも目頭が熱くなります。 

救助犬「夢之丞の物語」はこちら


【平成27年度の犬の引取り・負傷動物の収容状況に関する統計(環境省)】
犬の引取り46,649匹(狂犬病予防法等に基づく捕獲収容を含む)
この内、殺処分は、犬16,287匹(負傷犬476匹含む)
(保管中の病気等による自然死も含まれる。)
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