犬のダイエットのやり方と成功させるためのヒント

犬のダイエットのやり方と成功させるためのヒント

犬のダイエットのやり方と成功させるためのヒント

犬のダイエットでは散歩などの運動は普段どおりにして、食べ物をしっかり管理するだけで十分ダイエットの効果は表れます。

人のダイエットでは、運動をしてカロリーの消費を増やす方法でも、食事内容を見直して管理する方法でも行えます。
しかし、犬の場合、運動量を増やそうとすると飼い主さんの手が必要になることや、老犬や太り気味の犬では足の関節への影響も心配されるため、食事を管理していく方が続けやすいです。

 

 

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犬のダイエットにはきちんとした食事管理が必要

ダイエットを成功させるには、愛犬が適正体重を保つために必要なカロリーを計算したうえで、フードの量を決めたらしっかりと食事の管理をします。

 

1.体型の判定
肥満傾向にあるわんこは、今一度、適正な体型とくらべてみましょう。
  家庭でできる愛犬の肥満をチェック!

 

2.カロリーを計算
適正な体重を維持するために必要なカロリーを計算します。

 

3.フードの量を決める
普段食べているドッグフードで、摂取カロリー分のフードのグラム数を決めます。
   愛犬に必要なカロリーの計算方法とフード量

【注意】ドッグフードの袋にある体重別の給餌量をそのまま与えてはいけません。
記載されている表の体重は、「適正な体重」とそれに見合ったフードの量になっています。
あなたの愛犬が適正な体型であればOKですが、太り気味の子が現在の体重を元に書かれているフード量を与えると、益々太ってしまいます。

 

 

ダイエットを成功させるためのヒント

 

ダイエット用のドッグフードに変える

体重管理には、フードをダイエットフードに変えるのもひとつの方法です。
ダイエットフードはカロリーを抑えてあるので、フードの量が減る物足りなさをカバーしてくれます。
また、脂肪を燃焼させる成分が含まれていたり、ダイエットをしても大切な栄養素が不足しないようになっています。

 

 

フードはきちんと量る

フードはスケールを使って、何gまできっちり量って与える習慣にしましょう。
だいたいの目安で与えると、10gや15gは簡単に増えてしまいます。

 

 

ダイエット中の空腹はかさ増しでカバー

フードの量が減ると、食欲のある子は空腹で食べ物をねだってきます。可愛そうだからと何かを与えては、ダイエットも失敗してしまいます。
ストレスにならないように、茹でた野菜などでかさ増ししてあげます。

  • 大根
  • 人参
  • キャベツ
  • ブロッコリー
  • かぼちゃ など
ただし、野菜でもカロリーはゼロではありませんので、フードの量は調節します。

犬,ダイエット、やり方

 

犬,ダイエット、やり方

わが家のゴルくんもダイエット中には、物欲しさからゴミ箱から紙くずを拾ってきて目の前でビリビリ破いたり、靴を咥えてきて見せたりします。
咥えた物を放したら、ご褒美にオヤツでも貰えるんじゃないか・・という、彼なりの知恵です。
家族の食事を欲しがるときも、茹でた野菜を用意しておきます。

犬,ダイエット、やり方

 

適度な運動は欠かせません

適度な運動を続けて筋肉が増えると、基礎代謝量(何もせずに消費する1日のエネルギー量)が上がり、太りにくい体になります。

太って体重が重くなってくると、散歩を嫌がる子もいます。体重のせいで関節に痛みや違和感があるのかもしれません。
しかし、そのまま運動不足にすると、筋力が落ちていき、老犬になると歩けなくなる可能性があります。

散歩を嫌がるような子は、スイミングがおすすめです。浮力で関節に負担がかからず、運動量は4倍位になります。
病院では、リハビリの方法でも水中歩行(ウォータートレッドミル)が取り入れられています。

 

 

オヤツの与え過ぎに注意!

オヤツはしつけなどのご褒美として、決めたタイミングであげるようにします。

思いつきでオヤツをあげる習慣は、そのまま犬の体型には反映されます。また、市販のオヤツはカロリーの高いものも多いので、少しの量でもカロリーオーバーになりやすいです。オヤツをやめるだけでも、体重はグッと減ります。

 

オヤツの代用に野菜をあげるのも良い方法です。夏であれば、きゅうりは水分補給にもなるのでおすすめです。(与え過ぎはだめですよ)

 

 

犬,ダイエット、やり方 犬のダイエットは飼い主さん次第です。

 

犬が肥満になる原因は、すべて飼い主さんやその家族にあります。
適切な量のフードを与えているだけなら、体型はほぼ安定しているはずです。

 

人の食事のときに、おねだりされるとついあげてしまうおすそ分けも、人にとってはちょっとでも犬の身体からすると少量とはいえないのです。
家族全員で犬の肥満のリスクを知り、大切な家族が健康で長生きできるよう協力しましょう。

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