PS保険(ペットメディカルサポート)は小型犬におススメ
PS保険(ペットメディカルサポート)はインターネット販売に特化することで、格安クラスの料金を実現したペット保険です。
オリコン顧客満足度ランキングでは、評価項目 (加入手続き、保険プラン、付帯サービス、保険金・給付金)それぞれの上位3位にランクインしています。
2016年では、小型犬種別の1位。保険金・給付金項目の1位を獲得している、人気のあるペット保険と言えます。
特徴、おすすめな点・デメリット、どんな飼い主さんにおススメか?を紹介します。
特徴
PS保険(ペットメディカルサポート)の特徴は、
- 通院・入院・手術の補償+車イスの補償の「4つの補償」と、
選べる3つの補償プラン50%・70%・100% - 格安クラスの保険料
- 車イス特約が付帯サービスされている
- ガン・椎間板ヘルニア・膝蓋骨脱臼の入院や手術を補償
保険プランの内容
補償割合が50%・70%・100%のプランがあります。
100%の補償プランはこのPS保険だけです。通院・入院・手術が補償の対象で、それぞれ日額と日数に上限があります。
保険料は3歳ごとに上昇し12才以上はそのままです。「免責金額」はありません。
付帯サービスとして、犬用車イス特約が付いています。
事故で歩行が困難になった際に、車イスなどの装備・装具の費用(100,000円まで)が補償されます。
◎新規加入は満9才未満まで〜終身
▼補償割合と限度額
補償割合 | 通院 | 入院 | 手術 | 補償限度額 | |
---|---|---|---|---|---|
PS保険 (ペットメディカルサポート) |
50% | 10000円まで 20日 |
20000円まで 30日 |
100000円まで 2回 |
110万円 |
70% | |||||
100% |
▼保険料(特約なし)
補償割合 | 0〜2才 | 3〜5才 | 6〜8才 | 9〜11才 | 12才〜 | |
---|---|---|---|---|---|---|
50% | 小型犬 中型犬 大型犬 |
1,500 1,670 1,780 |
1,800 2,220 2,540 |
2,550 2,870 3,090 |
2,690 3,020 3,250 |
3040 3,400 3,650 |
70% | 小型犬 中型犬 大型犬 |
2,230 2,480 2,650 |
2,490 3,060 3,500 |
3,110 3,490 3,770 |
3,280 3,680 3,960 |
3,700 4,140 4,450 |
100% | 小型犬 中型犬 大型犬 |
2,770 3,070 3,270 |
3,150 3,840 4,380 |
4,160 4,650 5,000 |
4,140 4,910 5,270 |
5,000 5,550 5,940 |
他社と比べておすすめな点
- 格安クラスの保険料で3歳ごとに上昇し、12才以上はフラット
- 車イス特約が自動セット、ペットセレモニー費用特約(任意)
- ガン・椎間板ヘルニア・膝蓋骨脱臼の入院や手術を補償(加入後の発症)
- 保険金の支払いがスピーディー:平均3.6日(土日祝日含む)
ペット保険では、歳ごとに保険料が上がっていくものが多く、高齢になるほど高額になってきます。その点、PS保険では保険料の上がり方が3歳ごとの上昇で、12才以上は上がらないので、家計への負担も軽くなっています。
付帯サービスとして、車イス特約のあるのはPS保険だけです。
「膝蓋骨脱臼」は小型犬に多く発症する病気です。先天性とされ、補償対象から外されている場合が多いのですが、PS保険では加入後の発症に限って補償対象になっています。
デメリットな点
補償割合50%・70%・100%がある上に、通院・入院・手術それぞれに限度額と限度日数があるので、保険金の計算が分かりにくいと思います。
例えば、補償100%のプランに加入、手術で20万円かかった時でも手術限度額の10万円しか支払われない。
という風に、手術・入院・通院の支払い限度額があるので、補償割合100%の意味が解らなくなる気がします。
また、手術は年間2回が限度となっていますが、同じ疾病ではダメです。
オリコン1位について
オリコン顧客満足度の1位を全面に押し出していますが、調べてみると、種類別部門の「小型犬」の種類別部門で1位という評価でした。「中型犬」部門ではPS保険の評価データがありません。
下のオリコンの解説を見ていただくと、評価は数多くの部門に分かれています。
あくまでも「小型犬」と「保険金・給付金」部門に於いての評価で1位となっているということなので、小型犬に向いているという解釈もできます。
ちょっと「オリコン1位」を前面に出しすぎの感があります。つかみにはよいのでしょうが・・。
オリコン日本顧客満足度ランキング「ペット保険の比較ランキング」について
評価項目は「加入手続き」「保険プラン」「付帯サービス」「保険金・給付金」の4つの部門に分かれています。
種類別部門は「小型犬」「中型犬」「猫」の3つだけ。大型犬はありません。
適用内容別部門は「入院」「手術」「通院」においてそれぞれの部門の評価があり、点数でランキングされています。
総合評価としてトップにはアニコム損害保険、2位ペットメディカルサポート(PS保険)、3位アクサ損害保険(いぬのきもち保険)、が挙げられています。(2016年10月発表のもの)
大型犬にとってはどうか?
デメリットとしても挙げましたが、手術の限度額の10万円は大型犬には心細い金額です。
PS保険のように通院・入院・手術のそれぞれに、「金額」や「日数・回数」の限度が設けられているタイプより、年間の補償限度額だけ設定されている(治療の形態にこだわらない)保険の方が、大型犬向きだと思います。
PS保険はどういうワンコに向いている?
膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニア・歯科治療なども、保険の対象にしている点が珍しいところです。もちろん加入以前の発症の場合はダメですが、他社ではこれらの疾病は遺伝性のものとして、保険金支払い対象から除外されていることが多いです。
膝蓋骨脱臼の発症が懸念される犬種
ポメラニアン、ヨークシャー・テリア、チワワ、マルチーズなど。
椎間板ヘルニアの発症率の高い犬種ミニチュア・ダックスフンド、ウェルシュ・コーギー、ビーグル、シーズーなど。
のわんこには向いている保険ではないでしょうか。
■会社概要
会社 ペットメディカルサポート株式会社
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-27-15
お問い合わせ:0120-12-1853