犬の身体に表れる老化

犬の身体に表れる老化

犬の老化のサイン−からだ

 

 

犬も高齢になると少しずつ耳が遠くなってきます。
飼い主さんが帰宅しても、音が聞こえないのか玄関まで迎えに出て来なくなったりします。(ひょっとすると動くのが億劫なのかな?とも思いますが)

 

周りの音が聞こえないからか何ごとにも無関心になったように見えます。
名前を呼んでも気づかないとか、近づいて声をかけると驚いてビクッ!とすることがあります。

 

 

 

 

序々に瞳が白くなってきます。見えにくくなって物にぶつかったり足を踏みはずしたりすることがあります。
白内障の場合または核硬化症がほとんどですが、内疾患(糖尿病など)が原因で目に症状が出ていることもあるので注意が必要です。

 

目ヤニが出ることも多いです。 目ヤニは歯周病や食べ物(フードやおやつ)が原因していることもあります。

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堅いものは食べにくくなります。呑み込み(嚥下)も悪くなりますので、喉の通りやすいようにフードをふやかしてあげることや半生のフードと混ぜてあげるなども試してあげてください。

 

柔らかい食物が多くなると歯垢が溜まりやすなるので、歯のお手入れは必須です。
歯石は放置していると気付かないうちに歯肉炎を起こしているときがあります。
食べにくそうにするときは歯ぐきが赤く腫れていないか、歯がグラグラしていないか見てあげてください。

 

【関連記事」犬は歯石を溜めると病気になることも

 

 被毛

 

鼻先や目の周りなどの毛が白くなってきます。
毛艶がなくなり 毛のはえ方が遅くなります。フサフサしていた毛も少なくなってきます。

 

オメガ3脂肪酸やひまわりのタネなどが被毛には効果があるようです。フードにもよく入っていますが、自然食品やサプリメントでも売られています。
換毛期は特に補給してあげるといいようです。

 

 

 体型

 

身体全体に筋肉が落ちてきて肩甲骨や骨盤が目立つようになってきます。
太ももなども細くなってくるので、足の運びもぎこちなく歩くのも遅くなります。散歩では段差や穴など気をつけてください。

 

 

 姿勢

 

筋力の低下から首や尻尾は垂れ気味になってきます。
犬によっては背骨の湾曲が起きてきます。
足元の地面だけ見るような格好でトボトボと歩くようになります。(認知症の場合もあります)

 

食事のときの食器は地面に置かず、台の上に置いて楽な姿勢で食べられるようにします。前足で支えて床のものを食べる姿勢は辛くなってきます。

 

同時に後ろ足をかがめてウンチをすることも大変になってきます。尻もちを着いたりするようになったらお尻を支えてあげたり、介助が必要になってきます。(人も同じで年をとると中腰はキツイです)

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