大型犬に適したペット保険はこのタイプ

大型犬に適したペット保険はこのタイプ

大型犬に適したペット保険はこのタイプ

大型犬が一度病院にかかると、その治療費は高額です。

 

診察をうける時は、毎回ドキドキものです。
だから、もしも保険に入るとしたら、治療費をできるだけ助けてくれる保険に入りたいですよね。

わが家のゴルくんも、そろそろ保険に入ろうかと考え始め「どんな保険がいいのかな〜?」と、いろいろな保険の資料を見比べてきました。

 

 

保険のことはぜんぜん知識がなかったのですが、見て回った結果、
ペット保険には基本的に大きく2つのタイプがあることを知りました。

 

それは大型犬にとっては、とても大切なことなので、取り上げてみました。

 

せっかく入った保険で、後でこんな差に気付いたら後悔します。

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ペット保険の2つのタイプ

 

ペット保険では、1年間に支払われる保険金の限度額が設けられています。
その限度額の内容は、大きく2つのタイプに分けられます。

 

限度額の2つのタイプ(仮にAタイプ・Bタイプとしています)

Aタイプ:金額・日数に制限がある。

 

Bタイプ:年間の補償総額の制限がある。


 

 

Aタイプ


金額・日数に制限のある保険で、通院・入院・手術それぞれにおいて、1日(1回)に支払われる保険金の上限が決まっています。

 

例えば、

  • 通院・・・10,000円/日 20日まで。
  • 入院・・・12,000円/日 25日まで。
  • 手術・・・120,000円/回 2回まで。

 

 

Bタイプ

補償限度額(年間を通して支払われる保険金の限度額)があって、その範囲内であれば、通院・入院・手術といった診療形態ごとの金額や日数など制限がないタイプです。

 

例えば、

補償割合 50%で、補償限度額 50万円。
補償割合 70%で、補償限度額 70万円。


 

 

AタイプとBタイプでは、保険金にどんな差がでるのか?

 

一つの例を元に、上記のAタイプとBタイプの保険で試算してみます。
(補償割合が70%のプランと、50%のプランとします)

 

【一例】
1日だけの通院で病気治療に検査費用や治療費で10万円かかった場合
(かかった費用の全額が補償の対象だったとします)

 

 


Aタイプ

 

1.補償割合が70%プランの場合

治療費10万円×70%=7万円が補償額ですが、
「通院 1日10,000円」なので→保険金は10,000円

 

 9万円が飼い主さんの負担額となります。

 

 

2.補償割合が50%プランの場合

治療費10万円×50%=5万円が補償額ですが、
「通院 1日10,000円」なので→保険金は10,000円

 

 9万円が飼い主さんの負担額となります。

 

 


Bタイプ

(年間の補償限度額を超えていないものとします)

 

1.補償割合が70%のプランの場合(補償限度額70万円)

治療費10万円×70%=「7万円」が補償額となり
治療費10万円−補償額7万円=3万円

 

 3万円が飼い主さんの負担額となります。

 

 

2.補償割合が50%のプランの場合(補償限度額50万円)

治療費10万円×50%=「5万円」が補償額となり、
治療費10万円−補償額5万円=5万円

 

 5万円が飼い主さんの負担額となります。

 

 

この差は歴然です。

 

上記のような「通院」ならまだしも、30万・50万円になるような「手術」では、負担額にもっと差が出ることになります。

 

大型犬の場合は、病気にもよりますが、手術では30万・50万円と必要になります。入院でも入院費・検査費用も高くなり、点滴・薬などの量も多くなるので、数万円以上かかります。

 

「手術1回10万円」や「入院費用1万円×日数」と決められると、身出しが多くなるのは必至です。

 

 

まとめ  

 

大型犬にはBタイプの保険をおすすめします。

 

医療費が高額になりやすい「大型犬」にとっては、補償割合に応じた補償額がそのまま支払われるBタイプの方が向いていると思います。

 

ただし、50万円・70万円などの「補償限度額」を使い切ってしまうと、
あとの治療費は全額自腹で支払わなければならないのは言うまでもありませんが。

 

 

ちなみに、「AタイプとBタイプでは毎月の保険料に差があるのか?」と、気になり調べましたが、保険料の額に関連性はみられませんでした。

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