家庭でできる愛犬の肥満をチェック!

家庭でできる愛犬の肥満をチェック!

家庭でできる愛犬の肥満をチェック!

常にいっしょにいると、愛犬の体型の変化は意外と見過ごしてしまいがちです。
そこで、改めて愛犬の肥満度をちゃんとチェックしてみましょう。

 

犬種によってスリム体型の犬もいれば、ポヨンとした体つきが特徴の犬もいます。
同犬種でも遺伝による個体差もあるので、体重だけで肥満かどうかの判断は難しくなります。

 

そこで、家庭でも簡単に肥満度をチェックできる方法として、犬を見て・触って判断する方法がよく利用されています。

 

 

犬の体型を見て・触ってチェック!6つのポイント

最初に、見てチェックする3つのポイント。
次に、触ってチェックする3つのポイントを紹介します。

 

立たせた姿勢を見てチェックする3つのポイント

 

1.真上から見た腰のくびれ
2.横から見たあばら骨
3.真横から見たお腹のライン
以上の3点を見ます。

 

1.真上から見て腰がくびれていますか?
上から見て、肋骨の膨らみと骨盤の間にくびれがありますか?
まっすぐのラインは肥満傾向にあります。たまには確かめましょう。

 

 

2.横から見てあばら骨がうっすら分かりますか?
あばら骨がうっすら目で分かるくらいがベストです。
毛で覆われた犬種の場合は、手のひらで軽く触ってみてあばら骨が手に当たるようであれば良い状態です。

 

 

3.真横から見てお腹のラインは後ろへなだらかに上がっていますか?
横から見て、お腹のラインは後ろ足の付け根に向かって、なだらかに引き上がっているのが標準です。
お腹のラインがまっすぐや、下にたるんでいるのは肥満です。

 

 

逆に痩せすぎは、背骨がくっきり浮き上がって形が見て分かる状態です。
当然、あばら骨や骨盤がはっきり浮き出てみえますし、お腹のラインは肋骨の終わりで急にペコっとへこんでいます。

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身体の部分を触ってチェックする3つのポイント

肥満傾向になると肉のつきやすい部分です。

1.あごから喉
2.首の後ろから肩
3.腰からしっぽ
 以上の3つの部分を触ってみます。

 

1.あごから喉のお肉がたるんでいませんか?
耳の下から首元、アゴ下のお肉がつかめるのは太りすぎです。正面から見ると顔が小さく見えます。

 

2.首の後から肩にかけてたるみが出ていませんか?
オスワリをすると首の後から肩にかけて、お肉が段々になります。

 

3.腰が平らになっていませんか?
脂肪がつくと、背骨が目立たず腰あたりが平たくなり、しっぽの付け根がぐんと太くなってきます。オスワリをすると、しっぽの上にお肉がたるんで段々になります。

 

以上が、見て触って分かる肥満のチェックポイントです。

 

肥満は万病の元

年齡が進むほど、肥満によるリスクは高くなります。

体重増加は膝や股関節、背骨に負担となって、関節炎・ヘルニアなどを引き起こします。
また、肥満が原因となって、人の生活習慣病と同じように、糖尿病、高血圧、心臓や肝臓の病気を発症しやすくなります。

治療や薬を一生続ける必要のある病気が多く、他の病気を併発することもあります。

 

現在、家庭犬の30%が肥満傾向にあるといいます。
避妊や去勢をした犬や基礎代謝エネルギーが低下してきた中高齢犬では、よりその傾向が強くなります。家庭でのしっかりとした体型管理はとても重要になっています。


 

愛犬に必要なカロリーの計算方法、ダイエットのことも次に紹介しています。


犬,肥満,チェック 愛犬に必要なカロリーの計算方法とフード量 

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