後ろ足の介護ハーネス選びで譲れないポイント
後ろ足の歩行を助ける「犬の介護ハーネス」について、選んだときに気になった点など書いてみます。
最近では犬の後ろ足用の介護ハーネスをインターネットで探すと、たくさんの種類が販売されるようになってきて、選ぶのにちょっと悩みますね。
私はオス犬の介護してきたこともあって、後ろ足用ハーネスにはどうしてもこだわるポイントがあります。
それは、
- おちんちんを潰さないこと。
- ハーネスが濡れることなく用が足せること。
もちろん、ハーネスとしてもやさしくしっかり骨盤を支えてくれることは言うまでもありません。
介護ハーネスを買って失敗したこと
人が作るものなので、見た目ハーネスの形はしているのですが、いざ使ってみると機能としてどうか・・・と思うハーネスもありました。(ホームセンターで売ってる大手メーカーのものです)
パッケージの写真だけで判断するしかないのも無理があったと言えますが、おちんちんは潰される、歩くと先っちょが引っ込んでいくので、おしっこをするともちろん濡れるんです。
これで犬の骨格や筋肉、おしっこの出方までホントに考えてくれているんだろうか?と。ほんとに一度、犬に使用感を聴いてみたいぐらいです。
結局、この商品。上下逆さまにして、持ち手部分のロープを後ろ両足に引っ掛けるような形で使えるように、改造して使いました。
最近、後ろ足の介護ハーネスで、2つの輪で両足のつけ根を吊り下げるような形の商品を見つけました。
私の発想もまったくこれと同じ。この方がおちんちんをペッタリ押さえつけるより、よほどマシです。
もしも骨盤あたりを覆う形のハーネスであれば、生地の材質も伸縮性のあるものが良いと思います。
▲ ウェットスーツの素材なので伸縮性があります。 |
介護ハーネス以外の選択肢も
ハーネスで吊り下げるようにして歩くのは、犬にも介助する人にも負担になります。
自力で歩こうと足を動かそうとしている子には良いですが、足がまったく動かないのにハーネスはダメですね。
かと言って、外に出て歩くことを止めてしまうと、前足まで衰えてしまいます。
そんな時はハーネスではなく、犬用の車イスを選んであげるのが、犬にとっても良いのではないかと思います。
犬の車椅子はまったく足の動かない子の足の代用というイメージが(私には)ありました。が、今や車椅子を使うことでリハビリになり、歩けるようになる子もいるそうです。
犬の足が弱ってきたな。。。という頃から、早めに車椅子に乗って思いっきり動けるほうが元気になる。って分かる気がします。
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