大型犬がフローリングで滑らないためのカーペット選び

大型犬がフローリングで滑らないためのカーペット選び

大型犬がフローリングで滑らないためのカーペット選び

室内で犬を飼うときの悩みのひとつは、フローリングで足を滑らせてしまうことです。

高齢犬は一旦足を滑らせると、両足がどんどん開いていき元に戻せなくなることがあります。関節を悪くしたり骨折することもあるので、最大限の注意が必要です。

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わが家では、ゴルくん(大型犬)が股関節形成不全だと分かってから、足腰の負担が気になって、すぐにフローリングにタイルカーペットを敷きつめました。

 

そのタイルカーペットもかれこれ数年が経ち、よく歩くところは表面のループもぺちゃんこになり、荒れてだんだん犬の毛も絡みやすくなってきています。

何度か洗ってきているので、形も崩れて端のほつれもところどころ目につきます。これも経年劣化で仕方ありません。

 

さすがに見た目も気になってきたので、ここらで新しいものに敷き替えることにします。
これまで足が滑ることもなく過ごせたので、タイルカーペットは良かったと思っています。

 

大型犬の歩く床には一番無難と思うので、やはり次もタイルカーペットにしようと考えています。

 

 

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大型犬にはタイルカーペットが良い理由

 

犬の足の滑り止め対策には、滑らないワックスを塗る方法や、コルク床にする方法などもあります。

それでもタイルカーペットを選ぶ理由は、

  • 傷んできているわが家のフローリングをカバーできる。
  • 大型犬の足の力や爪の引っかきに耐えられる。
  • 犬の足腰への負担が少ない。
  • 足が滑らず立ち上がり易い。
  • 汚れた部分だけでも洗えること。
など、他と比べても優秀だと思うからです。

 

これまで使用していたタイルカーペットは、インテリアショップやホームセンターで売られているものです。

50cm×50cmで厚みが約7〜8mm、表がループ状のカーペット、裏が黒い塩ビ樹脂で重さがあります。価格も1枚300〜400円代ではなかったかと思います。


本来なら床面に接着剤や両面テープで貼り付けて施工するものですが、接着はせずにそのままフローリングに並べて敷きつめていました。

汚れたときには一枚だけ外して洗えるのが、タイルカーペットのメリットですからね。

 

 

大型犬,フローリング,滑らない,カーペット これは失敗談になりますが・・・。

以前、2匹の柴系のMIX姉妹が居たころのことです。
年老いてフローリングで足が滑るようになってきたので、初めて滑り止めのマットやらカーペットを探しました。

 

何の知識もないまま最初に買ったのは、ペット用品として売られているタイルマットと呼ばれている薄手の25cm角のマットでした。

 

薄く柔らかそうでしたが(厚みが3mmとか)、置くだけで床にくっついてくれるという「吸着タイプ」というのが魅力で決めました。

 

ところが、犬の爪が引っかかるせいか、四隅がところどころめくれ上がってきます。

ちょっと剥がれた部分が、今度は掃除機に巻きつくようになりました。角が一度丸まってしまうと益々くっつかなくなって、浮いたままです。
洗うまでもなく剥がれたものから処分するしかありませんでした。

 

それに、表面はカーペットのようなループではなくフエルト状なので、毛が絡んで掃除機ではうまく吸えません。
コロコロでやれば良いのかも知れませんが、気にしだすとかなり手間がかかります。

 

小型犬だと大丈夫だったのかもしれませんが、当時、あまりこの手のマットは種類も出回っておらず、価格の割に期待はずれでがっかりした記憶があります。

 

柴系MIXの中型犬でこんな様でしたから、とても大型犬には向きません。


 

ファブリックフロアという素材

 

今回タイルカーペットを探していると、ファブリックフロアというものを見つけました。

以前からあったものなんでしょうか?
タイルカーペットと同じ物かと思っていましたが、ちょっと違うようです。

 

タイルカーペットと大きく違うところは、吸着タイプだということです。

 

これはうれしい・・(≧∇≦)b
現在使用中のタイルカーペットは多少重さがあるので、めくれあがることはありませんが、きっちり敷きつめていたはずなのに、すき間ができるのが悩みのタネでした。

裏面にすべり止めのテープを貼った箇所もありますが、やはりズレてきます。

 

 

ファブリックフロアでは「積水のファブリックフロア」が有名なようですが、施工業者に工事として依頼する形のようです。
費用は 約@10,000円/u位+諸経費+消費税 と、なっています。

 

一方、東リのファブリックフロアはタイルカーペットのように、自分で購入して配置することができます。
吸着タイプならズレ防止のために、部屋全体に敷き詰める必要もないので、ゴルくんの通り道にだけ置いてみようと考えています。
購入する枚数も少なくて済みそうです。

 

断面図を書いてみました。
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裏面は吸着層があって、次にクッション層があるので足にも優しそうですね。

 

今度はこれにしようかと考えています。


東リ ファブリックフロア
(50cm×50cm×厚み0.8cm)

消臭効果、防汚加工、横滑り防止、防ダニ加工、静電、防炎、床暖対応。

消臭や防ダニ効果もあって、ペット対応なのが分かります。

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