犬はシニア期と言われる7才を過ぎるあたりから運動能力はだんだん低下してきます。
散歩に出ても途中で休んで歩かなくなったりして飼い主さんを困らせることもあるでしょう。
年齡や体調に合わせて遊びや散歩も無理のない内容に変えていきましょう。
例えば、フリスビーなどのジャンプして飛びつく動作は
後肢や股関節・膝関節に負担がかかります。
若い頃からやっている運動だとしても
この頃から他の運動に切り替えていく判断も必要です。
自転車に乗って引く散歩もシニア期に入ったら徒歩に変えましょう。
犬の年のとり方は人の数倍以上早いので、
人の感覚でみると信じられないほど体調も急激に変化します。
短期間の間に衰えが表れたり、病気が進行することを分かっておくことが大切です。
犬と人の年齢を比較してみると運動能力の参考になるかと思います。
犬の年齢表−人の年齡と比較
老犬生活のポイント−運動
老犬にとって散歩が大切な理由
犬も人と同じで、老犬だからといって家の中でじっと動かずにいてはせっかくの身体の機能が低下していくばかりです。老犬の散歩の効果歩くことで筋肉を衰えさせない血行やリンパの流れをよくする内蔵の働き(消化・循環機能)を助ける人が健康のためにウォーキングをするのと同じように、歩くことは全身の機能を元気にさせて...
老犬の散歩の時間や距離はどれくらい?
老犬になると、それまで散歩で歩いていた時間や距離も、年齡や身体の状態、季節に合わせて柔軟に変えていく必要がでてきます。例えば大型犬の10才は人の年齡で言うと75才くらいです。若いころのようにスタスタとは歩けなくなってあたり前ですし、シニアになってからは散歩途中で立ち止まる・歩かなくなるということも増...
犬の寝たきりを予防するために出来ること
老犬を寝たきりを防ぐには筋力を落とさないことが大切です。と、どこでも耳にします。では、どこの筋肉を衰えさせないようにすると良いのでしょうか?歩くためには太ももや足の筋肉も大切ですが、立った姿勢を保つのには、背骨まわりにある筋肉が重要な働きをしていて、この筋肉が衰えると寝たきりになりやすくなると言いま...
犬が散歩で歩かなくなったときの対処法
犬と散歩をしていると、途中で止まって歩かなくなることがあります。特にシニア・老犬といわれる年頃になると、有りがちなことです。「歩かない」のか「歩けない」のか悩むところですが、「歩かない」にしても、犬なりの理由というか原因があるはずです。わがままで歩かない!と決めつけないで、体調も含め、下心も観察して...
老犬の後ろ足が弱っているときのリハビリ方法
わが家のゴルくんは股関節に問題を抱えています。股関節形成不全で関節のはまり方がゆるく、亜脱臼を起こしてはビッコを引くことを何度も経験してきました。サプリメントもずっと続けていて、今のところ亜脱臼もなく生活できています。たぶん、今はまだ年齢的に筋力もあるので、関節をカバーできているんだと思いますが、こ...
愛犬の“歩けなくなる日”を先延ばししよう!
犬も長生きをすれば、老化とともに歩けなくなるのは仕方のないことなんでしょうか?愛犬にもそんな日がいずれやってくるんだろうか・・・と、ぼんやりとした不安が心の隅っこにあります。同じような思いの飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。犬と生活を共にしている人なら誰でも、愛犬の「健康で長生き」を願っ...
シニア犬に効く後ろ足を衰えさせないトレーニング
犬の「しっぽをつまんで離す」がトレーニングになるって、知っていますか?え?と思いますね。私も知らなかったのですが、しっぽを触ってあげるだけでも、犬の意識がいくので筋肉や神経のいい刺激になるんですね。犬の後ろ足の衰えには、こんな風な簡単な方法でもトレーニングができます。難しく考えないで、今日から始めて...
犬に効果のある関節サプリメント|愛犬で実証済み!
わが家の愛犬ゴルくんは、股関節形成不全だと分かってから、関節用のサプリメントをずっと摂っています。すでに、4年半以上が経過しました。この前、何のブログだったか、獣医師さんの書いた文章で「サプリメントは飲むだけ無駄」と、きっぱり書かれていたのを、今、思い出しました。ちゃんとしたデータも根拠も示さずに否...
もしも老犬が歩けなくなったら
犬は歩くことが少々不自由になったときでも、介助してあげると普通のように歩こうとします。後ろ足が不自由になった犬に車椅子を着けると嬉しそうにどんどん駆けまわるように、本能として犬が持っているものなんですね。体重を少し減らしつつ、筋力を付けるように介助して歩くリハビリを続けた結果、後ろ足が腰砕けになって...